40〜50代男性を対象に、今年から風疹抗体検査が始まったお話
風疹とは？
- 症状・・・発熱・発疹・リンパの腫れ・重症化すると脳炎を起こすこともあります
- 潜伏期間・・・2〜３週間です
- 感染期間・・・症状が出る前後約１週間 症状が出る前からなのでたち悪いですね
- 予防法・・・予防接種が一番有効だそうです
風疹の追加対策
今年から４年間にわたり、40〜50代男性が定期予防接種の対象者として追加されました
目標
対象世代の男性の風疹抗体保有率を引き上げる
対象者
昭和37年４月２日〜昭和54年４月１日までに生まれた男性
この年代は、過去に定期接種の対象でなく、抗体の保有率が低いそうです
対策
無料クーポンを市区町村から発行して、抗体検査の後、対象者に予防接種をする
このクーポンは年齢により配布時期が変わるそうなので、気になる方はお住いの市区町村に問い合わせしてください
無料クーポン
対象者には、市町村より郵送で届きます
抗体検査は無料です
抗体検査を受け、抗体無しの場合は無料で予防接種が受けられます
パパの例
会社から、早く受けるようにと言われたので、市役所に電話してクーポン券を早めに送ってもらうことになりました
受診クーポンが来て、指定医療機関に電話で問い合わせたら、予約なしで抗体検査はできるとのことなので、問診票を記入し、抗体検査（血液検査）を受けに行きました
一週間ほどで結果が出ました早いですね
結果は、抗体値HI32（HI法32倍）
医師からは、抗体値が64以上は、接種が必要ないけど、抗体値32は、風疹になるかもしれないし、ならないかもしれない数値
小さいお子さんや妊婦さんのいるご家庭なら受けるべきです…と言われたそうです（いわゆるグレーゾーンですね）
そして重要なのはここから・・・
無料クーポンで受けられるのは、抗体値HI８（HI法8倍）以下の人のみ
抗体値16以上の人は有料です
埼玉県川越市では、抗体値16の人は補助金が出るそうですが、それ以上は全額自費になります
パパは、定期接種が必要とされているのに、費用は出ない…ことを知り、一旦保留にして帰ってきました
そして、会社からも無料で受けられると聞いていたので、会社の総務に問い合わせました…
返答は…
HI法で抗体値32というのは、医師によって見解が異なる数値です（受けなさいという医師とそうでない医師がいる）
会社としては、抗体値がHI法64以上が理想ですが、予防接種を受けろとは言えないのでその抗体値を書いて提出してください…
とのことでした
(・・?)
ってことは・・・
予防接種を受けるか受けないかは本人次第（大人なんだから自分で決めなさい）
会社は強制はしません（自費接種の補助はしないよ）って事なのね
グレイゾーンって難しいですねぇ…
パパは、もう大人ばかりの家族だから受けないことにしたようですが…
なんだかスッキリしない顔をしていました
まとめ
この風疹の無料クーポン
抗体検査は無料です、そして抗体のない人は無料で予防接種が受けられます
と、宣伝しています
確かに、全く抗体値のない人は無料で受けられますが、グレーゾーンの人はそのままで良いのかって疑問が残ります
風疹の拡散を止めるための国を挙げての無料の予防接種
もしかしたら？の人もフォローしての対策でなくて良いのか？
パパの話を聞いて疑問に思ってしまいました
これから抗体検査に行かれる皆さん
自費接種も覚悟して抗体検査を受けてくださいね(^ ^)
